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【市況】<マ-ケット日報> 2019年8月16日

 16日の市場は日経平均が小反発。終値は前日比13円高の2万418円だった。朝方は不透明な外部環境を受けてマイナスのスタートとなったが、中国株が堅調に推移したことから中盤に入って盛り返し、後場は概ねプラス圏内で推移した。円相場も対ドルで106円台を終日キープし、過度なリスクオフの動きは目先一巡しつつある。

 昨日の米国市場は小売大手ウォルマートの好決算などを受けてダウ平均が反発した。好材料のあったボーイング株の上昇と合わせて2銘柄でダウ平均を95ドルも押し上げている。一方、この日も米長期金利の低下が続き30年債利回りは1.91%と過去最低を記録。景気減速懸念から全体の上値も限られた。

 さて、米国の逆イールド現象という新たなマイナス材料が加わった東京市場は、日経平均が下げ渋りはしたものの上値の重い展開となっている。4-6月決算発表が一巡して通期で2年連続の減益となる見通し。円相場の高止まりもあって一段の下方修正を想定せねばならず、現状では2万台を守るのが精一杯の状況だ。トランプ大統領が近く中国主席と電話会談を行うことが伝わったが、具体的な成果が得られるかは未知数で、結局はいつもの大統領のパフォーマンスに終わる可能性が高そうである。目先的に日経平均の下値2万円は堅そうで来週はここを守る展開から、一時的に2万500円台を回復する小さなリバウンドの場面が見られそうだ。(ストック・データバンク 編集部)

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