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【市況】日経平均は81円安でスタート、武田薬やリクルートHDが軟調/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 20323.97 (-81.68)
TOPIX  : 1477.83 (-6.02)

[寄り付き概況]

 16日の日経平均は前日比81.68円安の20323.97円と続落で取引を開始した。15日の米国市場では、前日に今年最大の下落幅をみせたNYダウは99ドル高と反発。中国が米国による新たな追加関税への対抗措置を示唆したことで米中貿易摩擦への懸念も根強く、上値の重い展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の20310円。円相場は1ドル106円00銭台でやや円高方向に振れて推移。この流れから日経平均は続落の寄り付きとなった。その後は20300円処で下げ渋る展開となっており、個別の材料株での短期的な売買の動きが中心となっている。

 業種別では、倉庫・運輸関連業、不動産業を除き、非鉄金属、ゴム製品、鉄鋼、ガラス・土石製品、電気・ガス業、銀行業などを筆頭にほぼ全業種がマイナスで推移している。売買代金上位では、リクルートホールディングス<6098>、武田薬<4502>、キーエンス<6861>、神戸物産<3038>、村田製作所<6981>などがマイナスで推移。一方、大和ハウス<1925>、オリエンタルランド<4661>、東京エレクトロン<8035>などがプラスで推移している。
《US》

 提供:フィスコ

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