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【通貨】今日の為替市場ポイント:米長期金利低下でドル買い抑制も

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

14日のドル・円相場は、東京市場では106円77銭から106円24銭まで下落。欧米市場でドルは106円47銭から105円66銭まで反落し、105円91銭で取引を終えた。

本日15日のドル・円は主に105円台後半で推移する見通し。米長期金利の低下を意識して、リスク選好的なドル買いが拡大する可能性は低いとみられる。

14日の米国債券市場で10年債利回りは一時2年債利回りを下回った。2007年6月以来となる長短金利の逆転を受けて、市場関係者の間では9月大幅利下げ観測が再び広がった。この日発表された中国の7月鉱工業生産と7月小売売上高はいずれも市場予想を下回っており、特に鉱工業生産はさえない内容だったことから、7-9月期の中国経済の成長率は大幅に鈍化する可能性があるとみられている。

市場関係者の間では、9月は多くの中央銀行が金利引き下げなどを通じて金融緩和を強化するとの見方が広がっている。ただし、世界経済の大幅な成長減速を避けるためには、財政出動による需要創出が不可欠になるとの声も聞かれており、ドイツ、日本、中国などの対応が注目されそうだ。

《CS》

 提供:フィスコ

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