【通貨】東京為替：顧客筋のドル需要で一時108円99銭

10日午前の東京市場でドル・円は108円90銭台で推移。ドルは108円99銭まで買われている。日経平均は小幅安で推移しているが、仲値時点のドル需要はやや多いとみられており、ドル・円は109円台に接近している。ただ、日本時間10日夜にパウエル米連邦準備制度理事会（FRB）議長の議会証言が予定されており、証言内容を確認する必要があるため、アジア市場での為替取引はやや動意薄の状態が続く可能性がある。ここまでのドル・円は108円83銭から108円99銭で推移。
・ユーロ・ドルは、1.1202ドルから1.1209ドル、ユーロ・円は121円97銭から122円10銭で推移している。

■今後のポイント
・米中通商協議再開
・米雇用統計の改善
・年内複数回の米利下げ観測

・NY原油先物（時間外取引）：高値58.73ドル　安値58.35ドル　直近値58.71ドル

《MK》

　提供：フィスコ