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【通貨】外為サマリー:一時1ドル108円50銭台に上昇、ユーロは対ドルや対円で堅調

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=108円44銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭程度のドル高・円安となっている。

 6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=108円40銭前後と前日に比べて5銭程度の小幅なドル安・円高で取引を終えた。米国とメキシコの通商協議の行方を睨みながらの展開で、一時108円00銭台に軟化する場面もあったが、売り一巡後は値を戻す動きとなった。

 東京市場に移っても神経質な地合いが続き、午前7時30分頃には108円32銭をつけた。ただ、今週に入って米国と他国との貿易摩擦懸念や米国の早期利下げ観測からドル売り・円買いが進んでおり、週末を前にドルの買い戻し需要もある様子。時間外取引で米長期金利が上昇していることや、日経平均株価が反発して始まったことも追い風で、午前9時40分過ぎには108円53銭まで強含んだ。なお、欧州中央銀行(ECB)は6日の理事会で利上げ時期の先送りを決めたが、市場では想定ほど緩和的ではなかったと受け止める向きが多く、ユーロは堅調な動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1274ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=122円25銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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