【通貨】外為サマリー:1ドル109円70銭前後で推移、朝方の売り一巡後は戻り歩調
米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円60銭前後と前日に比べて70銭強のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された欧米の製造業関連指標が低調な内容だったことで、世界景気の減速懸念が台頭。NYダウが続落し、米長期金利が低下するなか、外為市場ではリスク回避的なドル売り・円買いが優勢だった。
この流れを引き継いだ東京市場は、前日につけた安値109円46銭近辺で下げ渋り、その後は下値の堅さを意識したドル買い・円売りが流入。午前9時40分過ぎには109円70銭台を回復する場面があった。時間外取引でNYダウ先物が堅調地合いとなっていることもドルの下支えとなっているようで、日経平均株価が続落している影響はいまのところ限定的となっている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1179ドル前後と同0.0040ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=122円60銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)