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【材料】トヨタ反落、1ドル=109円台半ばの円高と日米首脳会談前で買い手控え

トヨタ <日足> 「株探」多機能チャートより
 トヨタ自動車<7203>が反落。ここ数日は6500円近辺で売り買いを交錯、値ごろ感からの押し目買いも観測されていたが、きょうは全般相場の下落を受けリスク回避の売りに押されている。外国為替市場では安全資産とされる円買いが進み、1ドル=109円台半ばまで円高が進行、主力輸出株の中でもとりわけ為替感応度の高い同社株にはネガティブ材料となっている。同社の20年3月期想定為替レートは1ドル=110円で実勢はその水準よりも円高方向に傾いており、今後さらに円高が進むようだと収益面へのデメリットが警戒される状況。あす25日にトランプ米大統領が来日して日米首脳会談が開催されるが、会談の結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせる要因となっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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