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【通貨】外為サマリー:1ドル110円10銭台で推移、時間外のNYダウ先物高が下支え

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=110円14銭前後と前日午後5時時点に比べ3銭程度のドル高・円安となっている。

 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=110円06銭前後と前週末に比べてほぼ横ばいで取引を終えた。米中貿易摩擦の先行きに対する懸念から米株式市場でNYダウ平均株価が下落したことなどからドルが売られる場面もあったが、米長期金利が上昇したことで日米金利差が拡大するとの見方から買いが入り持ち直した。

 東京市場に移ってからは、朝方の110円00銭台から強含む展開。時間外取引でNYダウ先物が堅調地合いとなっていることがドルの下支えとなっているようだ。なお、日本時間午前8時に始まったパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演は、「インフレ圧力は落ち着いている」などとする発言が伝えられているが、今のところ外為市場では材料視する動きは少ない。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1163ドル前後と同横ばい圏。対円では1ユーロ=122円97銭前後と同6銭程度のユーロ高・円安で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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