【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(5月8日記）

　日経平均株価は、3月4日～25日と同程度の調整(949円幅)を経過してからいったん反発を開始する展開と、目先の価格がすんなりと下げる展開の2通りが考えられます。

　どちらの場合でも、8月頃の値位置はほぼ同じになる公算です。

　3月4日～25日と同程度の調整を経過してからいったん反発を開始する展開の場合、本日中に2万1413円(4月24日高値2万2362円から949円幅調整)まで下げた後、本日の安値が押し目になって、明日以降、反発を開始すると考えられます。

　目先の価格がすんなりと下げる展開になる場合、今週末には、3月25日の安値2万0911円か、それ以下へ下げていると考えられます。


情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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