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【通貨】外為サマリー:一時1ドル109円70銭台へ下落、世界景気減速懸念で下値試す

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=109円81銭前後と前週末午後5時時点に比べ90銭強の大幅なドル安・円高で推移している。

 先週末22日のニューヨーク外国為替市場は、ドイツやフランスなど欧州の経済指標が落ち込んだことに加え、3月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値も予想以上に低下したことを受け、世界的な景気減速懸念が広がり、円が買われドルが売られた。ドルは一時109円70銭台へ下落した。

 この日の東京市場に移ってからは午前8時30分過ぎに110円10銭台まで値を上げたが、東京株式市場の売買が始まった午前9時以降は売りに押される展開。日経平均株価が前週末に比べ600円超の大幅下落となるなか、ドルは午前9時50分過ぎに一時109円74銭まで下落した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1290ドル前後と同0.0090ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=123円97銭前後と同2円10銭強のユーロ安・円高で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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