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【市況】明日の株式相場見通し=投資家マインド改善し続伸、海外市場の堅調が追い風に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 あす(19日)東京株式市場は、日経平均株価がきょうの終値で、フシ目とされる2万1500円台を回復してきたことで、投資家マインドが改善し、続伸歩調を維持することになりそうだ。

 市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、前週末の米株式市場でNYダウ平均株価がハイテク株主導で3日続伸となったことを好感して、半導体関連銘柄などに買いが集まり、薄商いながら日経平均は続伸した。中国・上海総合指数や時間外の米株価指数先物が堅調展開となったことも、東京株式相場にとって追い風となった」との見方が出ていた。

 週明け18日の東京株式市場は、前日の米株高を受けて買い優勢で始まり、前場取引時間中はいったん日経平均が伸び悩んだものの、その後は中国株などの上昇を横目に再び上値指向となり高値圏で売り物を吸収した。日経平均株価終値は、前週末比133円65銭高の2万1584円50銭と続伸した。

 日程面では、事業子会社5社(戸建注文請負、土地仕入及び販売、建売住宅の販売、建築物の設計・施工監理など)の経営管理を行う持株会社のKHC<1451>が東証2部市場に、建設業界に特化した人材派遣事業を行う事業子会社の管理・運営を手掛けるコプロ・ホールディングス<7059>と、AI、クラウドインプットによる情報生成技術を活用した金融情報メディア(「みんなの株式」等)の運営並びに金融機関向け情報系フィンテックソリューションを提供するミンカブ・ジ・インフォノイド<4436>は東証マザーズ市場に、それぞれ新規上場する。

 このほかに、19年の公示地価、2月の訪日外国人客数に注目。海外では、米連邦公開市場委員会(FOMC、20日まで)、独3月のZEW景況感指数、1月の米製造業受注が焦点となる。(冨田康夫)


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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