【通貨】外為サマリー:1ドル111円30銭前後で推移、EU離脱案否決の影響は限定的
ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
12日のニューヨーク外国為替市場は、NYダウ平均株価は反落したものの、ナスダック総合指数やS&P500種指数が続伸したことから、円が売られ、ドルが買われた。ドルは111円30銭前後の値動きとなった。
この日の東京市場に移ってからも111円30銭前後で推移。英下院はメイ首相が提出した欧州連合(EU)離脱修正案を今年1月に続き再度、否決した。同案の否決の影響は欧州市場で織り込まれたこともあり、東京市場への影響は限定的。従来の予想通り、英国はEU離脱期限の延期に進むとの見方が強まるなか、市場は再度、米国などの景気動向への関心を強めている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1288ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=125円63銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)