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【通貨】東京為替:ドル・円は下げ渋り、日本株の反転期待で

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

21日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。中国株安などでリスク回避的な円買いに振れたが、欧米株高観測で日本株の反転期待が高まり、円買いは後退した。

ドル・円は、日本株安を背景に110円後半から値を下げる展開。また、豪雇用統計が堅調だったものの、豪準備銀の利下げ予想で豪ドル・円は売られ、クロス円の下げがドル・円を圧迫する場面もあった。

ただ、ランチタイムの日経平均先物はプラス圏に切り返し、目先の日本株の反転への期待感から円買いは後退。また、中国株や欧米株式先物はプラス圏に持ち直しており、今晩の欧米株高を見込んだドル買い・円売りも観測される。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円59銭から110円87銭、ユーロ・円は125円35銭から125円76銭、ユーロ・ドルは1.1336ドルから1.1347ドルで推移した。

【要人発言】

・デイリー米サンフランシスコ連銀総裁

「米国経済がリセッション入りすることを示す兆候はない」

「世界経済には多くの不確実性がある」



【経済指標】

・豪・1月失業率:5.0%(予想:5.0%、12月:5.0%)

・豪・1月雇用者数増減:+3.91万人(予想:+1.5万人、12月:+2.16万人)

《MK》

 提供:フィスコ

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