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【通貨】外為サマリー:1ドル112円80銭台へ上昇、ユーロは軟調展開

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円81銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭程度のドル高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場では米商務省が発表した10月の住宅着工件数が改善傾向となったことを受け、ドル買い・円売りが進行した。対ユーロでドルが買われたこともドル高・円安につながった。こうしたなか、ドルは一時112円83銭まで上昇した。

 この日の東京市場に移ってからも112円80銭前後で推移。原油価格の指標であるWTI価格が大幅安となっているが、この流れは資源国通貨売り・ドル買いにつながりドル高要因に働いている。ユーロは欧米株安やイタリアの財政問題に対する懸念から軟調な値動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1366ドル前後と同0.0090ドル前後のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=128円26銭前後と同60銭強のユーロ安・円高で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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