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【市況】東京株式(前引け)=大幅反落、米株急落追随しアジア株の下落も嫌気

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 13日前引けの日経平均株価は前営業日比715円43銭安の2万1554円45銭と大幅反落。前場の東証1部の売買高概算は8億1397万株、売買代金概算は1兆3612億3000万円。値上がり銘柄数は183、対して値下がり銘柄数は1893、変わらずは32銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、前日の米株急落を受けリスクオフ一色の展開を余儀なくされた。前日の米株市場ではアップル株が急落、この流れが東京市場でも電子部品や半導体セクターへの売りを誘発したほか、下げ止まらない原油市況を背景に資源関連や石油関連株も下げ圧力が強い。中国や香港株などアジア株市場の下落も投資家心理を悪化させている。値下がり銘柄数は前引け時点で全体のほぼ9割に達した。

 個別ではファーストリテイリング<9983>が急落、任天堂<7974>も売られた。ファナック<6954>、SMC<6273>、村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>、TDK<6762>など機械株や電子部品株も安い。オロ<3983>が一時ストップ安に売り込まれ、タツモ<6266>、カナモト<9678>も大幅安。半面、ソフトバンクグループ<9984>が断トツの売買代金でプラス圏を維持。ブレインパッド<3655>も高い。MonotaRO<3064>、ソースネクスト<4344>も買い優勢。GMOクラウド<3788>は急騰した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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