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【材料】ソフト99コーポレーション---2Q全セグメントで売上高増、期末配当予想の増配も発表

ソフト99 <日足> 「株探」多機能チャートより

ソフト99コーポレーション<4464>は10月31日、2019年3月期第2四半期(18年4-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.3%増の122.82億円、営業利益が同19.8%減の11.42億円、経常利益が同17.9%減の12.25億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.1%減の8.31億円となった。

ファインケミカル事業の売上高は、電子機器・ソフトウエア開発販売事業の増加や業務用製品販売の伸長などにより前年同期比6.6%増の60.95億円となった。また、営業利益は原価率の悪化に加え、人件費の増加や支店社屋建替えに伴う減価償却費の増加などにより同17.9%減の5.99億円となった。

ポーラスマテリアル事業の売上高は、同5.1%増の28.96億円となった。産業資材部門(産業分野)、生活資材部門(自動車分野・生活分野)ともに前期を上回った。また、営業利益は、原材料価格の上昇や前期に実施した設備増強に伴う減価償却費の増加などにより同24.3%減の3.58億円となった。

サービス事業の売上高は、前年同期比3.9%増の25.72億円となった。自動車教習事業(自動車分野)は前期を下回るものの、自動車整備・鈑金事業(自動車分野)、生活用品企画販売事業(生活分野)は前期を上回った。営業利益は、自動車教習事業における人件費の増加や燃料費の値上がりなどにより同23.9%減の0.69億円となった。

不動産関連事業の売上高は、前年同期比0.7%増の7.17億円となった。不動産賃貸事業(生活分野)、温浴事業(生活分野)は前期を上回り、介護予防支援事業(生活分野)は下回った。営業利益は、温浴事業における人件費や修繕費の増加などにより同11.8%減の1.11億円となった。

2019年3月期通期の連結業績については、売上高が前期比2.5%増の240.00億円、営業利益が同19.9%減の22.00億円、経常利益が同20.6%減の23.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.6%減の16.00億円とする期初計画を据え置いている。また同日、期末配当予想について、配当予想1株当たり11.00円から0.50円増額の1株当たり11.50円とすることを発表した。

《SF》

 提供:フィスコ

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