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【材料】三菱ケミHDが後場一段高、MMA市況好調で19年3月期業績予想を上方修正

三菱ケミHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱ケミカルホールディングス<4188>が後場一段高、午後2時ごろ、19年3月期の連結業績予想について、売上高を3兆9300億円から4兆400億円(前期比8.5%増)へ、営業利益を3370億円から3540億円(同0.5%減)へ、純利益を1840億円から2130億円(同0.6%増)へ上方修正したことが好感されている。

 機能商品を中心に原料高の影響などによる減益が見込まれるものの、ケミカルズ分野でMMA(メタクリル酸メチル)や炭素製品の市況が想定に比べ好調に推移していることが寄与する見通し。

 また、従来は中間・期末各17円を予定していた配当予想について、中間・期末各20円に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。年間配当は40円(従来予想34円)となり、前期実績に対して8円の増配となる予定だ。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1兆9220億8500万円(前年同期比6.5%増)、営業利益1866億2300万円(同0.7%増)、純利益1202億1300万円(同19.6%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年11月01日 14時15分

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