【材料】＜注目銘柄＞＝ＨＩＯＫＩ、自動車電動化の流れが追い風

　ＨＩＯＫＩ<6866>は、１０月２２日に戻り高値４２７５円をつけたあと一服商状となっているが、ここは仕込み好機と捉えたい。

　同社は電気計測器の専門メーカー。主要顧客の自動車及び電子部品業界では、自動車の電動化やスマートフォンの高機能化を背景に研究開発や生産設備の増強などが活発で、それに伴い計測器の需要が拡大している。１０月１５日に発表した１８年１２月期第３四半期累計（１～９月）の連結決算は、経常利益が２６億８４００万円（前年同期比３０．５％増）で着地し、通期計画３２億２０００万円に対する進捗率は８３．４％に達した。今後も高付加価値製品を市場に投入する考えで、今期はもとより来期も好業績が見込まれる。

　株価面では、２５日移動平均線が上方に位置する７５日移動平均線に近づきつつある点に注目。１０月につけた戻り高値を上抜ければ、５０００円台が視野に入ってきそうだ。（参）

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）