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【材料】千代化が後場ウリ気配、大型LNGプロジェクトのコスト増で19年3月期業績予想を下方修正

千代建 <日足> 「株探」多機能チャートより
 千代田化工建設<6366>が後場ウリ気配スタートとなっている。この日正午ごろ、19年3月期の連結業績予想について、営業損益を115億円の黒字から865億円の赤字(前期123億3000万円の赤字)へ、最終損益を65億円の黒字から1050億円の赤字(同64億4500万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。

 売上高は従来予想の4000億円(前期比21.7%減)を据え置いたものの、米ルイジアナ州のキャメロンLNGプロジェクトにおける、約850億円の工事コストの大幅な増加が要因としている。また、繰延税金資産の取り崩しによる法人税の負担増も最終損益を押し下げるという。

 また、業績予想の修正に伴い、従来7円50銭を予定していた期末一括配当を無配にするとあわせて発表しており、これも売り材料視されているようだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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