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【通貨】NY為替:イタリア財政不安を意識してドル強含み

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円66銭まで下落後、112円89銭まで上昇し、112円82銭で引けた。予想を下回った米国の9月シカゴ連銀全米活動指数を受けて、ドル売りが優勢となったが、対欧州通貨でのドル高に連れドル買い・円売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1501ドルから1.1456ドルまで下落し、1.1465ドルで引けた。イタリア政府が予算案を修正せず、財政問題が存続したほか、ドイツ連銀公表の月次報告で、ドイツの第3四半期成長が失速した可能性を警告したためユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、129円71銭から129円22銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.3010ドルから1.2957ドルまで下落した。欧州連合(EU)からの離脱を巡り英国のメイ首相の政治的立場が依然不安定で、政局不安がポンド売り材料となった。ドル・スイスは、0.9976フランまで上昇後、0.9955フランまで下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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