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【通貨】外為サマリー:1ドル112円90銭台へ上昇、トルコ・リラ上昇も好感

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円91銭前後と21日午後5時時点に比べ20銭程度のドル高・円安で推移している。

 24日のニューヨーク外国為替市場は、欧州中央銀行のドラギ総裁が物価の先行きに対して強気の姿勢を示し、ドイツなど欧州主要国の国債利回りが上昇したことから、ユーロに対して円が大きく売られ、対ドルでも円売りが優勢となった。こうしたなか、ドルは一時112円83銭前後へ上昇した。

 この日の東京市場に移ってからは午前9時過ぎ以降、ドル買いが活発化し同50分過ぎには112円96銭前後へ上昇した。5・10日ということもあり、ドル買いが優勢となった様子だ。また、明晩結果が発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが見込まれているほか、トルコ・リラが上昇。米ポンペオ国務長官がトルコで拘束されている米国人牧師についてトルコ政府関係者と協議を行う予定であり、同牧師は今月にも解放される可能性が出ていることから、トルコ・リラに買いが流入している。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1752ドル前後と同0.0020ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=132円69銭前後と同横ばい圏で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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