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【材料】RIZAP-G---第2四半期以降、過去最高益達成の見通し


RIZAPグループ<2928>は13日、2019年3月期第1四半期決算を発表している。売上収益が前年同期比82.1%増の521.74億円、営業損失が37.26億円(前年同期27.01億円の利益)と過去最高の売上収益を達成したものの、営業損失となっている。

同社は、上期に行った先行投資を下期に回収するビジネスモデルであり、過去5期平均における営業利益の構成でも下期偏重である傾向が見られる。先行投資により、同社では、第2四半期以降全ての四半期において過去最高益の達成を見込んでおり、通期業績では、税引前利益が同75.1%増の211.00億円と大幅な増益を計画している。

第1四半期では、1)広告宣伝、販売促進などのマーケティング費用、2)出店、開業費用、3)その他の構造改革費用に合計で40億円を投資した。結果として、ボディメイク事業を始めとしたRIZAP関連事業の売上が100億円を突破、テレビCM効果などによりボディメイクのセッション開始待ち人数が6月末時点で前年同期に比べ3倍となるなど、効果が見え始めている。

出店状況では、RIZAP関連事業及びアパレル子会社等を含むグループ全体で44店舗を新規開業し、第2四半期以降の利益寄与を見込むなど、第2四半期以降の事業展開に期待したい。

《SF》

 提供:フィスコ

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