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【材料】日本コンピュータ・ダイナミクス---1Q大幅な増益、業務プロセスの改善により収益性が向上

日ダイナミク <日足> 「株探」多機能チャートより

日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>は31日、2019年3月期第1四半期(18年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.8%増の39.29億円、営業利益が同94.2%増の2.01億円、経常利益が同93.7%増の2.04億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同100.9 %増の1.38億円となった。

セグメント別では、システム開発事業の売上高は前年同期比7.5%増の14.22億円、営業利益は同58.2%増の1.77億円となった。売上面では、順調に案件獲得が進み、増収となった。利益面では、プロジェクト進捗管理活動や品質管理強化活動が定着し、利益率向上に寄与した。

サポート&サービス事業の売上高は同1.9%増の11.11億円、営業利益は同203.4%増の1.03億円となった。新たなIT基盤領域獲得のための先行投資費用の回収が進み黒字転換したことや、効率的な業務運営のために適材適所を考慮した積極的な業務ローテーションを行ったこと等により、大幅な増益となった。

パーキングシステム事業の売上高は同1.7%増の13.88億円、営業利益は同18.0%減の1.86億円となった。大型の機器販売が少なかったものの、駐輪場利用料等の安定収入が着実に増加しており、増収となった。

2019年3月通期の業績予想については、売上高が前期比4.7%増の170.00億円、営業利益が同21.2%増の9.50億円、経常利益が同17.6%増の9.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同21.5%増の6.40億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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