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【材料】GMOペパボ---主力サービスの堅調な伸びにより、四半期売上高は過去最高を更新

GMOペパボ <日足> 「株探」多機能チャートより

GMOペパボ<3633>は30日、2018年12月期第2四半期(2018年1月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比9.5%増の40.15億円、営業利益が同215.2%増の2.88億円、経常利益が同207.0%増の3.06億円、四半期純利益が同173.3%増の2.69億円となった。

ホスティング事業は、レンタルサーバー「ロリポップ!」が新プラン「マネージドクラウド」の正式版の提供を開始し、ターゲット層の拡大を図るとともに、オプション機能の強化を行い利便性の向上に努めた。レンタルサーバーの契約件数は堅調に推移し、43.9万件(前年同期末比2,955件の増加)、ドメイン取得代行「ムームードメイン」は、主要ドメインの割引キャンペーンが好評となったことから、登録ドメイン数は124万件(前年同期末比27,151件の増加)と順調に増加した。

EC支援事業は、オンラインショップ作成サービス「カラーミーショップ」が各種プロモーション等の実施を控えたことから契約件数4.4万件(前年同期末比939件減)となったが、継続的に行っていたアップセル施策により、前年同期と比較して顧客単価は上昇した。オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」は、6月に実施したTシャツセールが好評となり、SNSなどでも話題となったことから会員数も増加し、累積会員数は20万人を突破した。

ハンドメイド事業は、ハンドメイドマーケット「minne」は、3回目となる大規模イベント「minneのハンドメイドマーケット2018」を開催し、オフラインにおける認知度の向上を図るとともに、Web広告の強化を図った。また、クーポン施策を積極的に展開し販促活動の強化を行うとともに、作家向けツール「Instagram ショッピング機能」を導入することで、購買活動の活性化を図り、第2四半期累計期間における流通金額は59億円(前年同期比20.5%増)と堅調に推移した。

2018年12月通期の業績予想は、売上高が前期比5.9%増の78.00億円、営業利益が同129.7%増の3.30億円、経常利益が同90.9%増の3.30億円、当期純利益が同116.2%増の2.59億円とする計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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