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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月24日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、本日の寄り付き値が昨日の安値2万2341円以上で始まる場合、7月10日~11日までと同程度の下げ幅を経過した後、7月10日の高値を維持して反発を開始する格好になります。

 強さを維持できる値位置での下値堅さになるので、本日以降、反発調になるなら、その上げが7月18日の高値2万2949円を越える動きになる可能性を考えておきます。

 現在がすでに弱気の流れの途中なら、本日以降に価格が反発しても、7月20日の足型での下ヒゲの範囲で上値を抑えられて、再度下降を開始すると考えられます。

 現在が勢いの強い下げの途中なら、本日の価格が上げても、昨日の高値2万2507円前後が上値の限界になると考えられます。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

◆伊藤智洋のチャート分析の決定版◆
「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。

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