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【市況】日経平均は70円安でスタート、武田薬や資生堂が売られる/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 22233.80 (-70.71)
TOPIX  : 1725.55 (-5.34)


[寄り付き概況]
 7月2日の日経平均は前週末比70.71円安の22233.80円と反落でスタートした。6月29日の米国市場でNYダウは55.36ドル高の24271.41、ナスダックは6.62ポイント高の7510.30で取引を終了。欧州連合(EU)首脳が移民問題で合意し、政治リスクが後退したことを受けて欧州株が全面高となり、米国株も買いが先行。また、主要大手行が増配や自社株買いを相次いで発表し、金融セクターが買われたこともあり、終日堅調推移となった。貿易摩擦問題の行方を見極めたいとのムードが続いていたなか、8時50分に発表された日銀短観4-6月期調査で大企業製造業DIが市場予想を下回ったこともあり、本日の東京市場は売り先行でのスタートに。ただし、売り込む流れにはならず、その後は小幅安での推移が続いている。なお、足元で円相場は1ドル=110円70銭台で推移。

 売買代金上位では、武田薬<4502>や資生堂<4911>を筆頭に、日産自<7201>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>などが軟調な展開。セクター別では、機械、精密機器、電気機器が堅調な半面、ゴム製品や小売業、食料品などが軟調。
《US》

 提供:フィスコ

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