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【通貨】NY為替:イラン核合意から米国離脱もドルは下げ渋る

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円35銭まで上昇後、一時108円83銭まで反落したが、109円12銭で引けた。米国3月JOLT求人件数が過去最高に達し米国債利回り上昇に伴うドル買いが一時優勢となった。トランプ大統領がイラン核合意から米国は離脱すると発表したことから、地政学的リスク警戒感にドル売り・円買いが優勢となったが、株価反転を意識してドルは下げ渋った。

ユーロ・ドルは、1.1838ドルまで続落後、1.1886ドルまで反発し、1.1863ドルで引けた。イタリアの政局不安を嫌気したユーロ売りが続いた。3回目の連立協議がまとまらず、7月にも再選挙が行われる可能性が強まった。ユーロ・円は、129円73銭まで上昇後、129円25銭まで下落。ポンド・ドルは、1.3485ドルまで下落後、1.3561ドルまで反発した。ドル・スイスは、1.0040フランへ上昇後、一時1.0003フランまで下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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