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【市況】米国株見通し:好業績銘柄への買い戻し継続へ

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物  2678.25(+6.75) (17:00現在)
ナスダック100先物  6703.25(+33.50) (17:00現在)

17時時点のグローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物はともに小高く推移している。NYダウ先物は90ドル高程度で推移。欧州市場も小高く推移している。原油相場は弱含みの推移となっている。
こうした流れを受け、30日の米株式市場は買い先行で始まるとみられる。

原油価格と米長期金利の落ち着きが好感され、バリュエーションへの警戒感も後退し、ハイテク株を中心に好業績銘柄への買い戻しが継続しそうだ。本日は3月の個人所得・消費支出や4月のシカゴ購買部協会景気指数、3月の中古住宅販売成約件数などが発表され、米国経済が寒波の影響一巡で立ち直り局面に入ったことが引き続き確認されるとみられる。インフレ指標として注目度の高い3月のコアPCE価格指数では前年比の上昇率が高まる見込みとなっている。ただ、これは17年3月以降の前年比上昇率がやや大きく低下した反動であり、足元のインフレ圧力が全般的には限定的なことを考えれば、市場予想を下回る可能性も十分にあるとみられる。1-3月期決算発表では午前に外食トップのマクドナルドとアルミ大手アルコアの下流事業が分社化されたアルコニックが予定しており、ともに堅調な業績が確認される見通し。

《KK》

 提供:フィスコ

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