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【通貨】今日の為替市場ポイント:米中貿易摩擦への警戒感高まる

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

6日のドル・円相場は、東京市場では107円00銭から107円46銭まで反発。欧米市場でドルは107円45銭から106円78銭まで反落し、106円95銭で取引を終えた。

本日9日のドル・円は、107円を挟んだ水準で推移か。米中貿易摩擦問題への警戒感や米長期金利の低下などを背景にドル売り・円買いが強まっている。日経平均株価の動きを手掛かり材料に106円台後半から107円台前半の水準で小動きとなりそうだ。

米中貿易問題への根強い懸念や低調な内容の3月の米雇用統計などを背景に、ドル売り・円買いが先行している。また、米長期金利の低下もドル売りを促している。今週は11日(日本時間夜)に3月の米消費者物価指数および米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が発表される。また15日前後には米財務省が半期に一度の為替報告書を公表する見通しとなっており、主要なイベントが多い。主要経済指標などの内容を見極めたいとの思惑から積極的な商いは手控えられそうだ。

《CS》

 提供:フィスコ

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