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【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 生化学、ミタチ産業、伯東 (3月30日大引け後 発表分)

生化学 <日足> 「株探」多機能チャートより

 3月30日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 生化学 <4548>   ★今期経常を2.1倍増益に40%上方修正
 ◆18年3月期の連結経常利益を従来予想の37.5億円→52.5億円に40.0%上方修正。増益率が51.4%増→2.1倍に拡大する見通しとなった。国内医薬品の販売が減少し売上は計画を下回るものの、受取ロイヤリティが想定以上に増加したことで経常利益は大きく上振れする。

 ミタチ産業 <3321>   ★6-2月期(3Q累計)経常が2.7倍増益で着地
 ◆18年5月期第3四半期累計(17年6月-18年2月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の12.2億円に急拡大して着地。国内事業で車載機器関連の半導体の販売が伸びたほか、工作機械向けの受注も好調だった。アミューズメント分野の需要が回復した海外事業の収益拡大も大幅増益に貢献した。
  通期計画の13.8億円に対する進捗率は88.9%に達しており、業績上振れが期待される。

 伯東 <7433>   ★今期経常を6%上方修正、配当も6円増額
 ◆18年3月期の連結経常利益を従来予想の33億円→35億円に6.1%上方修正。増益率が65.9%増→76.0%増に拡大する見通しとなった。自動車・産業機器向け半導体の販売が好調だったうえ、スマートフォン関連投資の活発化を背景にアジアで真空機器やプリント基板製造装置が伸びたことが寄与。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→46円(前期は40円)に増額修正した。予想PERが13.6倍→10.2倍に低下し、割安感が強まった。

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