市場ニュース

戻る
 

【市況】マザーズ指数は4日続伸、IPOアジャイルは初値5.2倍、日本リビング保証は持ち越し/マザーズ市況

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場は、前日の米株高や日経平均の大幅続伸を受けて投資家心理の改善が続き、堅調な展開となった。引き続き個人投資家による中小型株への物色シフトも見られ、直近IPO銘柄を中心に大きく値を飛ばした。なお、マザーズ指数は4日続伸、売買代金は概算で1137.64億円。騰落数は、値上がり175銘柄、値下がり57銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、直近IPO銘柄の神戸天然物化学<6568>がストップ高水準まで買われた。新規抗がん剤開発候補化合物に関するライセンス契約締結が材料視された。同じく直近IPO銘柄のファイバーゲート<9450>、SOU<9270>、フェイスNW<3489>や、配食サービスのファンデリー<3137>、シルバーライフ<9262>も10%超の大幅高となった。その他、MRT<6034>、メドピア<6095>、UNITED<2497>などが上昇し、RPA<6572>は小幅高だった。一方、業績上方修正のGameWith<6552>は買い一巡後にマイナスへ転じた。ソレイジア<4597>、メディアS<4824>、すららネット<3998>なども下げた。また、業績下方修正のバーチャレク<6193>がマザーズ下落率トップとなった。
 なお、上場3日目のアジャイル<6573>は公開価格の約5.2倍、2日目の和心<9271>は同2.7倍となる高い初値を付けた。また、本日マザーズ市場へ新規上場した日本リビング保証<7320>は買い気配のまま初値が付かなかった。
《HK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均