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【市況】マザーズ先物見通し:円高や米株安などを映した売りが波及

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日のマザーズの先物は、円高やNYダウの大幅続落を嫌気した日経平均の下落に連動する形で売りが先行して始まりそうだ。前日は、このところの一本調子の下落に対する反動から、押し目買いなどでマザーズ先物は4日ぶりに反発した。ただ、トランプ米大統領が対中貿易制裁措置を発動することから、「米中貿易戦争」への懸念が東京市場にも連鎖し、リスクオフムードが強まりそうだ。米国の貿易制裁に対して、中国は報復措置を辞さない構えを示しているが、どの程度日本企業にマイナスの影響を及ぼすのか未知数であるのも確か。このため、今後、米中関係がどのように展開していくのか不透明な状況では投資マインドの改善にはつながらず、当面は下値を探る動きになりそうだ。本日の上値メドは1170.0pt、下値メドは1120.0ptとする。
《SK》

 提供:フィスコ

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