【通貨】東京為替:ドル・円は弱含み、ユーロ・ドルが上昇
ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
26日午前の東京市場でドル・円は弱含み。ユーロ・ドルの上昇を受けドルが下押しされたが、日本株高で円売りに振れやすい地合い。
ドル・円は、朝方から押し目買いが先行し、107円20銭まで上昇した。その後国内勢による買いが一服するとドルは下げに転じ、ユーロ・ドルの上昇とは対照的に106円半ばまで弱含んだ。
引き続きユーロ・ドルが値を上げると、ドルに下押し圧力がかかりそうだ。ただ、ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いとなり、目先の日本株高継続への期待から円売りがドル売りを弱めよう。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円44銭から107円20銭、ユーロ・円は131円12銭から131円80銭、ユーロ・ドルは、1.2280ドルから1.2319ドルで推移した。
【要人発言】
・黒田日銀総裁
「強力な金融緩和を粘り強く続ける」
「物価目標実現の後ずれは残念」
「現時点で新たに総括的な検証を行う予定はない」
《MK》
提供:フィスコ