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【通貨】東京為替:ドル・円は下げ渋り、米利上げ方針維持で

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

22日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。日本株安を背景に円買いが強まったものの、米利上げ方針の維持が意識されドルは107円前半で下げ止まった。

東京株式市場で日経平均株価が前日比約300円安の軟調となり、リスク回避的な円買いに振れやすく、ドルは一時107円15銭まで弱含んだ。

ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いとなり、目先の日本株安継続への警戒から引き続き円買いが進みやすい。また、ドルは上値の重さも意識されている。

ただ、前日公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、連邦準備制度理事会(FRB)は利上げ方針を維持しており、ドル売りは慎重になりそうだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円15銭から107円78銭、ユーロ・円は131円58銭から132円40銭、ユーロ・ドルは1.2265ドルから1.2286ドルで推移した。

【要人発言】
・カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「FRBは辛抱強くなり、インフレ加速を許すべき」
「インフレ目標引き上げに賛同しない」
「2.5%のインフレを5年間は容認可能にするべき」

《MK》

 提供:フィスコ

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