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【通貨】2月21日のNY為替概況

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

 21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円29銭まで下落後、107円90銭まで反発し107円70銭で引けた。

米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)(1月開催分)の議事録が、予想されていたほどタカ派色を強めなかったため利食いなどのドル売りがいったん優勢となった。しかし、全般的に経済に楽観的な見方が示され、成長見通しの引き上げで、さらなる利上げが適切との見方が再確認されると、米10年債利回りが一段と上昇。ドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.2360ドルまで上昇後、1.2281ドルまでへ反落し1.2290ドルて引けた。

ユーロ・円は、132円78銭まで上昇後、132円33銭へ反落。

ポンド・ドルは、1.4009ドルへ上昇後、1.3907ドルへ反落した。カーニー英国中央銀行総裁が議会証言で、追加利上げの必要性を再確認したため一時、ポンドのショートカバーが強まった。

ドル・スイスは、0.9343フランへ下落後、0.9397フランへ上昇した。



[経済指標]・米・2月製造業PMI速報値:55.9(予想:55.5、1月:55.5)・米・2月サービス業PMI速報値:55.9(予想:54.0、1月:53.3)・米・2月総合PMI速報値:55.9(1月:53.8)・米・1月中古住宅販売件数:538万戸(予想:560万戸、12月:556万戸←557万戸)

《KY》

 提供:フィスコ

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