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【材料】任天堂が急落、スイッチ効果織り込み反動安も売買代金は東証1部で断トツ

任天堂 <日足> 売買代金 「株探」多機能チャートより
 任天堂<7974>が急落。全般相場が波乱となるなかリスク回避の売りが一気に高まっている。同社株の売買代金は前場段階で1164億円と東証1部上場銘柄で2位に入った三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>の597億円を大きく引き離し断トツとなっている。

 1月末に今期2回目となる業績の上方修正を発表、18年3月期の売上高を9600億円から1兆200億円(前期比2.1倍)へ、営業利益を1200億円から1600億円(同5.4倍)へ大幅に引き上げており、これを手掛かりに5万円大台目前まで買われる場面があったが、前週末から全体指数に歩調を合わせるように急速な調整局面に入っている。「ニンテンドースイッチ」はその関連ソフトも含め同社の売り上げ拡大に大きく貢献しているが、市場では「“スイッチ効果”は目先の株価に大方織り込んでおり、足もと1ドル=108円台に入った円高による輸出採算の悪化が意識されている」との声も出ている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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