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【通貨】英ポンド週間見通し:もみあいか、インフレ関連指標を見極める展開

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■弱含み、米ドル安・円高進行の影響受ける

先週のポンド・円は弱含み。原油高継続を意識したポンド買いが観測されており、英政治不安を懸念したポンド売り・米ドル買いは縮小した。しかしながら、週末前に米ドル・円相場が円高方向に振れた関係でポンドの対円レートは弱含みとなった。取引レンジ:150円20銭-153円68銭。

■もみあいか、インフレ関連指標を見極める展開

今週のポンド・円はもみあいか。16日に発表される12月消費者物価指数(CPI)などのインフレ指標が材料視されそうだ。市場予想を上回った場合、英中銀による早期利上げへの思惑が広がりやすく、ポンドは対円で下げ渋る展開もあり得る。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・16日:12月消費者物価コア指数(前年比予想:+2.6%、11月:+2.7%)
・19日:12月小売売上高(前月比予想:-1.0%、11月:+1.1%)

予想レンジ:151円00銭-153円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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