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【通貨】豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪雇用統計や中国GDPの発表に注目


■軟調推移、日銀量的緩和策縮小への思惑で円買い勝る

先週の豪ドル・円は軟調推移。日銀が実施した国債買い入れオペで超長期債が減額され、量的緩和縮小への思惑が浮上。また、中国は米国債購入を減らすことを検討するとの思惑が広がり、リスク回避的な豪ドル売り・円買いが観測された。取引レンジ:87円22銭-89円08銭。

■底堅い展開か、豪雇用統計や中国GDPの発表に注目

今週の豪ドル・円は底堅い展開か。米原油在庫減少やイランの政局不安などから原油高の傾向は続いており、資源価格連れ高への期待が豪ドルの下支えになるとみられる。経済指標では12月雇用統計、中国の10-12月期国内総生産(GDP)などが有力な手掛かり材料になる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・18日:12月雇用統計(11月:失業率5.4%、雇用者数増減:+6.16万人)

予想レンジ:87円00銭-89円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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