【通貨】NY為替:ドル・円は113円台前半、クロス円取引に絡んだ円売り強まる
ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円11銭から113円47銭まで上昇し、113円38銭で引けた。米国の11月中古住宅販売件数は11年ぶりの高水準に達したほか、米国の上下両院が共和党の税制改革案を可決したことを好感したドル買い、円売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1841ドルから1.1902ドルまで上昇し、1.1873ドルで引けた。ユーロ・クロス絡みの買いが目立った。ユーロ・円は、134円03銭から134円78銭まで上昇した。リスク選好の円売りが加速した。ポンド・ドルは、1.3420ドルまで上昇後、1.3372ドルまで反落。英国の欧州連合(EU)離脱交渉への不透明感が再燃したほか、国際通貨基金(IMF)による英国成長見通しの引き下げが売り材料となった。ドル・スイスは、0.9884フランから0.9829フランまで下落した。
《MK》
提供:フィスコ