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【通貨】11月20日のNY為替概況

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

 20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円12銭から112円74銭まで上昇した。

米国の10月景気先行指数が4年ぶり最大の伸びを示したことや、根強い税制改革実施期待に米10年債利回りが上昇したためドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1784ドルから1.1728ドルまで下落した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が証言で、インフレが目標に達しておらず、労働市場のたるみも依然かなり残っているため、十分な金融緩和が依然必要だとの方針を示したためユーロ売りが再燃した。

ユーロ・円は、131円89銭から132円27銭へ上昇。リスク選好の円売りが再燃した。

ポンド・ドルは、1.3266 ドルから1.3224ドルまで下落。英中銀のラムスデン副総裁のハト派発言を受けてポンド売りが優勢となった。

ドル・スイスは、0.9908フランから0.9936フランまで上昇。安全通貨のフラン買いが後退した。



[経済指標]

・米・10月景気先行指数:前月比+1.2%(予想:+0.8%、9月:+0.1%←-0.2%)

《KY》

 提供:フィスコ

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