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【通貨】東京為替:ドル・円は弱含み、ドイツ連立協議の決裂受け

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

20日午前の東京市場でドル・円は弱含み。ドイツの連立協議の決裂を受けユーロ・円が急落し、ドル・円を押し下げた。
ドル・円は、前週末に112円を割り込んだがその後は持ち直し、週明けアジア市場では112円台で寄り付いた。しかし、ドイツのメルケル首相が連立協議の決裂を明らかにすると、ユーロ・円が急落しドル・円は一時111円89銭まで弱含んだ。

ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続き、目先の日本株安継続を警戒した円買いが観測される。また、時間外取引の米10年債利回りの低下基調でドル買いは入りづらい。このため、午後の取引でもドル売り・円買いに振れやすい地合いは続きそうだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円89銭から112円20銭、ユーロ・円は131円17銭から132円31銭、ユーロ・ドルは1.1722ドルから1.1797ドルで推移した。



【経済指標】

・日・10月貿易収支:+2854億円(予想:+3300億円、9月:+6677億円)

【要人発言】

・メルケル独首相

「大統領に明日、連立協議の決裂を報告」

「キリスト教民主同盟(CDU)は引き続き責務を果たす」

「厳しい数週間を乗り切るため、あらゆることを行う」

《MK》

 提供:フィスコ

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