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【通貨】東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、米税制改正の不透明感で

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

16日午前の東京市場でドル・円は戻りの鈍い展開。米税制改正に不透明感が広がり、ドル買いは限定的となった。



ドル・円は前日海外市場で112
円半ばまで下げたが、本日のアジア市場ではやや値を戻す展開となっている。ただ、日経平均株価が堅調地合いとなっているものの、米税制改正の不透明感からドル買いは強まっていないようだ。



ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが続き、目先の日本株の上昇基調が見込まれリスク選好的な円売りに振れやすい。また、米10
年債利回りが朝方から切り上げる展開となり、ドル買いが観測される。



ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円76銭から113円03銭、ユーロ・円は132円80銭から133円13銭、ユーロ・ドルは1.1769ドルから
1.1792ドルで推移した。



【経済指標】

・豪・10月失業率:5.4%(予想:5.5%、9月:5.5%)

・豪・10月雇用者数増減:+0.37万人(予想:+1.88万人、9月:+2.66万人←+1.98万人)



【要人発言】

・トランプ米大統領

「下院で明日重要な採決。減税に近づきつつある」

・ウィルキンス・カナダ銀行上級副総裁

「金利決定が支出にどのような影響を及ぼすか不明な場合、慎重な対応が賢明」

《MK》

 提供:フィスコ

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