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【市況】日経平均は続落でスタートも直後にプラスに転じる、東京エレクなどハイテク株に買い/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 22342.93 (-38.06)
TOPIX  : 1781.61 (-1.88)

[寄り付き概況]

 14日の日経平均は続落でスタートした。前日の米国市場では、税制改革法案を巡る先行き不透明感から投資家心理が悪化し、売りが先行した。その後買い戻しの動きが広がったものの、主要経済指標の発表もなく上値は限られた。シカゴ225先物清算値は大阪比85円高の22365円、為替相場は1ドル113円60銭台で推移している。本日の東京市場は225先物にサヤ寄せする格好から売り先行となったが、直後にプラスに転じた。相場のけん引役となる好決算銘柄が見当たらないなか、市場における企業業績に対する先高期待は依然として高く、足元で調整を見せていた東京エレクトロン<8035>などのハイテク株中心に押し目買いの動きがみられている。

 セクターでは、証券・商品先物取引業、ゴム製品、金属製品、その他金融業などが上昇。売買代金上位では、任天堂<7974>、SUMCO<3436>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、東京エレクトロン<8035>、キヤノン<7751>、NTT<9432>、ブリヂストン<5108>が上昇。一方で、ソニー<6758>、ソフトバンクG<9984>、楽天<4755>、味の素<2802>、ブイ・テクノロジー<7717>は下落。
《SK》

 提供:フィスコ

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