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【市況】14日の株式相場見通し=自律反発期待で押し目買い先行

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 14日の東京株式市場は、きのうの日経平均株価が大幅安で4日続落となったことから、自律反発を期待した押し目買い機運が強まりそうだ。日経平均株価は反発を想定している。前日の米株式市場が堅調に推移したことも買い支援材料となりそうだ。14日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=113円60銭台での推移となっている。

 13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比17.49ドル高の2万3439.70ドルと3日ぶりに小幅反発した。企業買収を巡る思惑が浮上した銘柄を中心に買いが集まり、全体相場を押し上げた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は10日、米玩具大手ハズブロが同業マテルに買収を提案したと報じ、両社の株価が急伸した。半面、来期の業績見通しの下方修正などを発表したゼネラル・エレクトリック(GE)の株価が急落し、ダウ平均株価を押し下げた。スダック総合株価指数は、前週末比6.656ポイント高の6757.595と続伸した。

 日程面では、海外でASEANプラス日中韓首脳会議、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)首脳会議、独7~9月期のGDP、中国10月の鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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