【市況】14日の株式相場見通し=自律反発期待で押し目買い先行
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比17.49ドル高の2万3439.70ドルと3日ぶりに小幅反発した。企業買収を巡る思惑が浮上した銘柄を中心に買いが集まり、全体相場を押し上げた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は10日、米玩具大手ハズブロが同業マテルに買収を提案したと報じ、両社の株価が急伸した。半面、来期の業績見通しの下方修正などを発表したゼネラル・エレクトリック(GE)の株価が急落し、ダウ平均株価を押し下げた。スダック総合株価指数は、前週末比6.656ポイント高の6757.595と続伸した。
日程面では、海外でASEANプラス日中韓首脳会議、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)首脳会議、独7~9月期のGDP、中国10月の鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)