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【通貨】外為サマリー:1ドル112円後半で一進一退、北朝鮮リスクも意識

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円73銭前後と前週末午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高で推移している。

 前週末6日のニューヨーク市場で発表された、米9月雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比3万3000人の減少となった。失業率は0.2ポイント低下し、4.2%だった。ハリケーン被害の影響で雇用者数は減少したが、平均時給は上昇しており、年末の追加利上げ観測は後退しなかった。これを受け一時、113円43銭までドルは上昇したが、北朝鮮リスクが意識され、買い一巡後は112円31銭まで下落した。9日のニューヨーク外国為替市場は、コロンバス・デーのため休場だった。

 この日の東京市場は3連休明けだが、米国が前日休場だったこともあり、値動きは限定的で112円後半での一進一退が続いている。この日は北朝鮮の朝鮮労働党創建記念日でミサイル発射などの懸念もあり、様子見姿勢が強まっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1748ドル前後と同0.0060ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=132円44銭前後と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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