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【通貨】東京為替:ドル・円はもみあい、材料難で方向感は乏しい

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

21日午前の東京外為市場で、ドル・円はもみあい。具体的な材料が乏しいなか、積極的な売り買いは手控えられ、方向感の乏しい値動きとなった。

ドル・円は、前日NY市場のドル売りの流れを受け継ぎ、111円90銭付近で寄り付いた。その後、日経平均株価の下げ幅縮小などでややドル買い・円売り基調となった。

正午にかけては米10年債利回りが2.26%を割り込み、ドルは失速。ただ、ランタイムの日経平均先物は下げ幅を縮小しており、目先の日本株反転を期待した円売りも観測される。

ここまでのドル・円の取引レンジは111円81銭から112円07銭、ユーロ・円は130円02銭から130円28銭、ユーロ・ドルは1.1619ドルから1.1636ドルで推移した。


【要人発言】

・豪準備銀総裁補佐
「世界的な低金利が豪ドルの押し上げ圧力になっている」
「豪州の金利は世界の他の中銀に沿った上昇をする必要はない」

・ジョイスNZ財務相
「NZドルは強い経済を反映」
「NZ企業は現行水準のNZドルにうまく対応している」

《MK》

 提供:フィスコ

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