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【通貨】明日の為替相場見通し=ユーロと欧米金利動向を注視

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、依然、ユーロ動向を含む欧米市場の動向に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=111円80~113円20銭。

 この日は、欧州中央銀行(ECB)の金融緩和縮小観測を背景にユーロの上昇が継続。欧州時間に入りドル円は上昇基調を強め112円60銭台まで値を上げた。欧米市場の長期金利上昇観測の高まりを受け、ドル円は112円50銭前後の抵抗線を突破。ユーロや欧米市場の長期金利が上昇すれば113円を視野に入る可能性もある。今晩は米1~3月期国内総生産(GDP)確定値の発表があり、その結果が注目される。また、あすは国内では月末の経済指標の発表集中日で5月消費者物価指数や5月鉱工業生産などが公表される。また、中国6月製造業PMIも発表となる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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