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【通貨】NY為替:ECBの資産購入規模縮小観測にユーロ高、124.71円/1.1209ドル

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円34銭へ上昇後、111円16銭へ反落し、111円30銭で引けた。原油価格が下げ止まったこと、予想を上回った米国の5月新築住宅販売件数を好感したドル買いが優勢となった。その後、対欧州通貨でのドル売りに押され、伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは、1.1170ドルから1.1209ドルまで上昇し、1.1193ドルで引けた。メルケル独首相、ドラギECB総裁の域内経済に楽観的な見解が伝えられると、ECBが早くて9月にも資産購入規模を縮小するとの見方が強まりユーロの買戻しが加速した。ユーロ・円は、124円28銭から124円71銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2706ドルから1.2743ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.9717フランから0.9676フランへ下落した。

《MT》

 提供:フィスコ

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