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【通貨】外為サマリー:1ドル111円30銭前後のもみ合い、手掛かり材料難の展開続く

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=111円29銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=124円24銭前後と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は依然、111円30銭台を中心に一進一退。手掛かり材料難で方向感に欠ける展開となっている。米国の金融政策の動向が注目されているが、「あと年内1回の利上げがコンセンサスだが、9月か12月かも見定めづらくドル買いの材料になりにくい」(アナリスト)という。今晩はブラード米セントルイス連銀総裁やパウエル米連邦準備理事会(FRB)理事の講演が予定されているが、相場へ影響は不透明だ。市場には「今月いっぱいスケジュール的に目立った材料は見当たらない」(同)との声もあり、展開材料不足の状態にある。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1164ドル前後と前日に比べ横ばい圏で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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