【市況】ETF売買動向＝8日大引け、全銘柄の合計売買代金1325億円

　8日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比29.5％増の1325億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同22.9％増の1142億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　素材・化学 <1620> 、ＪＡＳＤＡＱ－ＴＯＰ２０上場投信 <1551> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ日経中小型 <1493> 、ＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（１０％） <1574> 、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> など7銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　ロシア株式指数 <1324> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> 、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> 、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> など6銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　貴金属バスケット上場投資信託 <1676> が6.73％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が75円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金825億3600万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1214億1200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が135億3400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が54億600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が44億7400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が21億2900万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が11億4500万円の売買代金となった。

株探ニュース